スペードの高校時代のバンド話 その2

バンド運営

こんにちは Coffee and Sugar スペードです
Coffee & Sugarは現在YouTubeに様々な音源をアップしています

昔話シリーズと題して、僕の高校時代の話をしたいと思います
今回はその2になります

スペード
スペード

今回は主に練習の話をします

担当パートがベースに決まり、これから始まる音楽ライフに
胸を躍らせるスペード少年 早速自宅に帰って練習を開始します

それでは どうぞ!

ベースとの出会い

無事に担当パートが決まったものの、肝心の楽器を持っていなかったので
週末、親に小遣い前借りでゲットした万札を握りしめ、最寄りの楽器店に駆け込みました
そこで人生で初めてベースという楽器と対面します
弦が太い・・・そして、(値段が)高い・・・
高グレードのものは余裕で予算オーバー、中堅どころでも手が出なかったので
初心者キット?のようなもの(1~2万円くらい)を購入し、足早に帰宅しました

初めてのベースに心躍らせながら、早速自宅での練習を開始しました
初心者キットということもあって、本体の性能はお察し・・・なのでしょうが
教則本が付いていたのは助かりました

そこで読んで思った正直な感想は
ベースというのはどうやらかなり地味なパートだということでした
ギターのようにみんながよく耳にするメロディ部分を弾くわけでもなく
ドラムのように爆音で存在感を示すわけでもなく
まさに縁の下の力持ち的な役割であると理解しました

多分こんな役割を好き好んでやる人間は少ないのではないかと思いました
(我ながらなかなかの偏見ですが・・・)
文化祭で大目立ちするには、明らかにチョイスミスです
しかし、これが妙にしっくり来たことを覚えています

これには、僕の過去の経験が影響していると、今になって思っているところです
実は僕は、中学生の時にコーラス部に入っていて、バスを担当していました
コーラスにおけるバスパートも、往々にして主旋律とは異なる
よく分からない(と言ったら怒られそうですが)部分を歌ったりします

そのときの歌い方とベースの役割に共通点を見出したことで
ベースというパートに何か親和性のようなものが感じられたのだと思います

自宅練習

ここで当時僕が自宅で行っていた練習のコツ?のようなものを少し紹介します
それは「いきなり原曲に合わせようとしない」です
おそらく多くの方は、まず楽譜を見て、ある程度弾けるようになったら
「原曲と合わせてみよう!」という気になるのではないでしょうか?
これは僕的にはオススメしません (注)あくまで個人的な意見です

と言うのも、原曲に合わせる練習ばかりしていると
雰囲気で演奏してしまいがちになり、リズム感の基礎が身につかないからです
なので、僕は「メトロノームを鳴らしながら、ひたすら楽譜通りに演奏する」
という練習を続けていました

シンプルなことですが、人間これがなかなかできないものなのです
基礎練習ほど退屈なものはないので、つい楽しい方に流れてしまいます
もちろん、モチベーション維持も重要なので、息抜きにやるのは構いません
あくまでそればかりをやるのはオススメできない、という意見になります

幸い僕のもともとの性分として、基礎練習はわりと好きな方でしたし
コーラス部のときから、楽譜を正として練習することに慣れていたので
毎日飽きもせず、2~3時間は練習していました

ようやく原曲に合わせて練習し始めたのは、本番の1か月前くらいからでした
楽譜からは分からない、原曲ならではの雰囲気とのギャップはもちろんありますが、
譜面通りに演奏できる下地があればこそ、そのギャップを難なく埋めることができて、
演奏のクオリティを高めることが可能になります

繰り返しになりますが、まずは「楽譜を正として譜面通り弾けるようになる」を
目標として練習することをオススメします ※メトロノームも必須です
地味ですが、これが上達への一番の近道であると僕は信じています

スタジオ練習

本番まで半年くらい練習期間はあったのですが、スタジオでメンバーと合わせたのは
3~4回くらいだったと思います
当時バンド活動とは別に運動部にも所属していて、なかなか時間がとれなかったのが理由です
今思うとなかなか欲張っていますよね
通学も片道2時間近くかかっていたのに、いつ寝ていたのでしょうか
月並みですけど、若さってすごいですね

ここではエピソードというエピソードはあまりありません
ギターとドラム担当のメンバーは、少し経験があったみたいで元からうまかったですし
僕もベースは初心者でしたが、「ひたすら楽譜再現メトロノーム練習」の効果が出て来ていて
案外すんなり合わせることができました

余談ですが、このバンドでの王様は完全に、僕を誘ってくれたボーカルの彼でした
普段そこまで親しくしていたわけではないので、スタジオで初めてその歌声を聴いたのですが
魅力ある声質、そして惹きこまれる独特の歌い方、上手なわけではなかったですが
ただただ「すごいな~」と感じるばかりでした
やっぱり魅力的なボーカルの存在って大きいですよね
と、こんな感じで、学業、部活動、音楽、とそれなりに青春を謳歌しながら
スペード少年の人生初ライブの当日を迎えます

その3に続く・・・その3はこちら or 下記リンクよりどうぞ↓↓↓

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