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どーも! Coffee and Sugarのクラブです
機材紹介シリーズと題して、僕が実際に使っているグッズを紹介します
今回はYAMAHAのドラム練習パッド TS01S です!
これからドラムを始めたい or 始めて間もない方が、まず揃えたいもの・・・
それは、「練習パッド」です
なぜ練習パッドが必要なのかは下記の記事を参考にしてください
ヤマハTS01S概要
ヤマハTS01Sの概要について簡単に基本情報を紹介します
- 材質:ラバー
- 打面サイズ:8インチ(約20cm)
- 参考価格:5,490円(取り扱い店舗によっても差異があるので要確認です)
- 備考:専用スタンド付属
こちらが組み立て終わった完成品のイメージです
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そして、こちらが分解した写真になりますが、パッド部分の裏側にタップが彫ってあって
パッド部分を取り外し可能です
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パッド単品はこんな感じで、机の上に置いたりできるので
取り外して外に持ち運びできる点も使い勝手がいいところです
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専用スタンドに角度調整機構がついているので、打面の角度を変更可能です
自分の叩きやすい角度に調整できます
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高さも幅広く調整可能です(実測で約500mm~900mmくらいの間で調整可能です)
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使用感について
実際の使用感について紹介したいと思います 今回評価したのは下記の項目についてです
言葉だけですとなかなか伝わりにくいので、動画を交えながら紹介します
「跳ね返り具合」や「打音」に注意して見ていただければと思います!
- シングルストローク(単発打ち)
- シングルストローク(フチ打ち)
- シングルストローク(連打)
- パッド自体の跳ね返り具合
シングルストローク(単発打ち)
スネアを想定した通常打面の単発打ちの動画です
硬質ラバーの特性通り、少し甲高い音がします
跳ね返りも強く、上から振り下ろしたスティックがしっかりと手に反発して返ってきます
シングルストローク(フチ打ち)
パッドの側面(フチ)を叩いてみた動画になります
通常打面に比べると、少し鈍い音がして音量としては小さく聴こえます
こちらも跳ね返りは十分強く、打面後しっかりとスティックが返ってきます
シングルストローク(連打)
シングルストロークで連打したときの動画になります
十分なリバウンドのおかげで、跳ね返りの感触をしっかりと捉えることができますので
日々の練習も捗ります
ただし、やはり音は少し響きがちなのでご近所の方との騒音問題には要注意です
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恥ずかしながら連打もたついてますね・・・
まあご参考ということで、ご容赦くださいませ笑
パッド自体の跳ね返り具合
スティック単体を自重で落としてみたときの跳ね返りの動画になります
さすがにスティックを握る手までは返ってきませんが、十分なリバウンドが期待できますので
ダブルストロークの練習等にも重宝します
使ってみて良かったところ
あくまで私の主観にはなりますが
実際に使ってみてよかったと感じたところを紹介します
先に結論になりますが、下記4点です
- コスパの良さ
- 打面とフチの両方使える
- 専用の付属スタンドがちゃんとしてる
- コンパクトさ
コスパの良さ
まずは価格面についてです
スタンド込みで5000円程度なので最初に揃えるにはまずまずの手頃な値段だと思います
パッドのみの商品で探してみると、もっと安く購入できるものもありますが、
スタンド付きで汎用性が高いので、少しお金をかけても後悔しない内容になっています
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あとは安心の国産一流ブランドというところで
当時の僕は高く評価して購入しました
打面とフチの両方使える
スネアを想定した通常打面でのストローク練習はもちろんのこと
フチ部分も叩くことができるのは、ポイントが高いです
僕はハイハットを想定したアップダウン奏法の練習にも活用しています
通常打面とフチとで叩いたときの音がはっきりと違うので
ちゃんと叩けているかチェックすることができます
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アップダウン奏法は非常に重要なテクニックなので
折を見て練習のコツ等、別記事で紹介したいと思います
専用の付属スタンドがちゃんとしてる
付属の専用スタンドですが、しっかりとしたつくりで高さも結構幅広く調整可能です
イスに座りながらだったり、ベッドに腰掛けながらだったり
自宅の状況に合わせてフィットできます
上記にもありますが、スネアを叩く練習にも使えますし
高さを高くしてハイハットやタムを想定した状態にも調整可能です
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ちなみに僕は今回ご紹介しているヤマハTS01Sと
別の練習パッドを組み合わせて、
簡易的なドラムセットをつくって練習しています
コンパクトさ
スタンドを付けた状態でもコンパクトなので邪魔になりにくいので
僕は普段ベッドの横に置きっぱなしにしています
この「置きっぱなしにする」というところが重要です
基礎練習というのは、基本的に退屈なものなので
少しでも面倒に感じることがあると、それを理由にして
ついついサボってしまいがちです・・・
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毎日夕食後にランニングをしようと決めたのに
運動する服装に着替えるのが面倒になって
結局走らなかったみたいなことってありますよね?
この「置きっぱなし」効果で、面倒になる前に強制的に叩くという流れを作り
練習のハードルを下げることに成功しました
ちなみにオススメの置きっぱなし場所はベッドの横です
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寝る前にちょっとでも練習する
習慣付けにも役立ちました
購入する前にお伝えしたいところ
こちらも、あくまで私の主観ですが、実際に使ってみて
注意点としてお伝えしたいところを紹介したいと思います
結論としては、下記3点です
- 打音の大きさ
- 振動が床に響く
- 跳ね返りが良すぎる
打音の大きさ
上記の使用感のところでもご紹介しましたが、打った感じの音は結構大きいです
しかも結構甲高い音なので、響きやすく感じますので集合住宅等では少し注意が必要です
しかし、これはこの商品に限ってのことではないので
多少はうまく付き合っていかなければならないところになります
少し打感は鈍くなりますが、薄いタオル等をひくことで多少音が軽減できます
私も夜間や早朝に使用するときはそうしています
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どうしても音が気になる方は
メッシュタイプの練習パッドの検討をオススメします
振動が下に響く
もう一つ音関係で注意したいのが、床下への音の伝播(振動)です
パッド部分が硬いラバー材質で、かつスタンドも金属なので
叩いた振動があまり弱まらずに、床下にもかなり響きます
こちらも床にマット等をひくことで軽減可能ですが
完全に0にはできませんので、練習する時間や場所には注意が必要かと思います
跳ね返りが良すぎる
こちらのパッドは跳ね返りが強く、スティックコントロールの感覚を身につけやすい反面
跳ね返りが良すぎて、実際のスネアやタム類よりも跳ねすぎてしまいがちです
練習パッドではうまく連打できるのに、どうも本番では思ったようにできない・・・
みたいな状況に陥る可能性があります
初心者のうちは、まず感覚を身につけて反復練習することが重要ですので
しばらくは問題ありませんが、ある程度感覚が身についてきたら練習パッドと
実際のドラムセットの両方での練習をオススメします
まとめ
以上がヤマハTS01Sのご紹介になります
少し気を付ける点はあるものの、総じて初心者がまず購入する練習パッドとして
とてもオススメの商品となっています
実際に僕もこの練習パッドを使って、スティックコントロールの感覚を養っていて
始めた当初は全くできなかった、フィンガーストロークによる連打や
ダブルストローク等が叩けるようになりました
(もちろん、まだまだ練習中の域は出ていませんが笑)
この記事では紹介しきれていないところで
気になるところがある方は是非コメント等いただけると嬉しいです
また改めてレビューしたいと思います
興味を持った方はこちらから購入できますので、是非ご確認下さい
それではまたお会いしましょう
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