【今更聞けないドラム用語】アクセント移動

どーも! Coffee and Sugarのクラブです

ドラムを始めてしばらく経つけど正直なんとなくで流してきた用語ってありませんか?
(ボクはいっぱいあります・・・)

そんなドラム中級者の方に(もちろん初心者の方にも)向けて
今更聞けないドラム用語をピックアップして解説&思うところについて
適当に語っていきたいと思います

今回は『アクセント移動』についてです
それではいってみましょう!

アクセント移動とは?

まずアクセントとは、曲の中である部分を強調させることを言います
譜面では、「>」のようなマークが音符の上に示されていたりします
これがアクセントの記号です

クラブ
クラブ

要するに譜面でアクセント記号がついていたら

他の部分より音が大きく聴こえるように演奏しろってことです

そして、演奏の中でこのアクセント記号がついているところ(強)とついていないところ(弱)を
切り替えて強弱を表現する・・・これが『アクセント移動』です
譜面では下図のように表されます

  

アクセント移動のやり方

アクセント移動を行うには、4つのストロークが必要になってきます

4つのストロークとは下記のことです
強で2パターン、弱で2パターンの叩き方があります

4つのストロークとは
  • フルストローク(強く叩いてスティックを振り上げる)
  • ダウンストローク(強く叩いてスティックは低い位置でキープ)
  • アップストローク(弱く叩いてスティックを振り上げる)
  • タップストローク(弱く叩いてスティックは低い位置でキープ)

4つのストロークに関しては、また別で解説したいと思います

この4つのストロークをそれぞれ強弱のところに当てはめて演奏するのですが
次の音への切り替えを考えてストロークの種類を選択することが必要になります

例えば、強⇒弱⇒強⇒強のように叩く場合、ダウン⇒アップ⇒フル⇒フル(orダウン)のように叩きます
ざっくり言うと、次に叩く音によってスティックを振り上げるかどうかを決めるというイメージです
次の音が強:スティックを加速させたいのでスティックを振り上げる
次の音が弱:スティックを振り上げず低い位置にキープ

この動きをリズムに合わせてスムーズに行うことが『アクセント移動』になります

アクセント移動について思うところ

アクセント移動は、色んなテクニックの中でも是非早めにマスターするべきものですね!
特に「何か1つカッコいいフィルインフレーズを叩けるようになりたい!」とか思っている方には
打ってつけのテクニックかなーと思います

よく紹介されているフィルインフレーズ集なんかでタム回しをやったり
オシャレにハイハットのオープンクローズを混ぜたり・・・とかたくさんのフレーズがありますが
個人的にはそんなものは後回しでいいと思っています

スネアを16分で左右交互に叩くだけという単純なフレーズもアクセント移動を入れるだけで
破壊力抜群のフィルインに大変身できます!

少し古い曲ですが、アジカンのリライトなんかもサビ前のフィルインは
ただただスネアを16分で連打しているだけなんです
しかし、アクセント移動がバシッと決まっているのでシンプルだけどカッコいいんです

これがアクセント移動の魅力ですね

ただBPM150を超えるようなそこそこテンポの速い曲になると
途端に4つのストロークの精度が落ちてきます(特に左手・・・)
このへんはもう練習しかないのです・・・ボクも思いついたら練習するようにしていますが
なかなかすぐにはテンポアップできませんね・・・

でもこれを乗り越えたらまた一つ素敵な景色が見える・・・はず!
この記事を読んでいいなと思ったら、是非アクセント移動を練習してみてください!
一緒に頑張りましょう!

それではまたお会いしましょう

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