窓から見える景色 代り映えしない日々
何もない街 何もない部屋に住んでる
うんざりしている
電車に乗る毎日 向かう先は同じ
蒸し暑い夏の日 地面を叩く雨に
うんざりしている
画面に夢中な人々 横目に見ながら窓の外を見る
代り映えしない景色 ここから消えてしまいたい
古いフィルムのよう 窓は日常を切り取って
変わらない毎日 退屈な日々抜け出したくて
窓の外を飛ぶツバメ わたしを連れ出して
電車を降りると雨は止み 雲の切れ間から光差し
流れていく人混み 赤い花が咲いていた
空を見上げた
あの日のツバメを思う 何を思っているんだろう
柔らかな雲が流れて 街はいつもと同じで
空を見上げた
駅の改札を抜けたら 景色は同じはずなのに
何かが違って見えた ツバメはどこに行ったのか
古いフィルムのよう 瞳は日常を切り取って
変わらない毎日 変わらないのはわたしかもね
窓の外を飛ぶツバメ 空を見上げた
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