【今更聞けないドラム用語】アップダウン奏法

どーも! Coffee and Sugarのクラブです

ドラムを始めてしばらく経つけど正直なんとなくで流してきた用語ってありませんか?
(ボクはいっぱいあります・・・)

そんなドラム中級者の方に(もちろん初心者の方にも)向けて
今更聞けないドラム用語をピックアップして解説&思うところについて
適当に語っていきたいと思います

今回は『アップダウン奏法』についてです
それではいってみましょう!

アップダウン奏法とは?

アップダウン奏法と言うと、主にハイハットを叩く際のテクニックとして登場します
名前にあるアップとはアップストローク、ダウンとはダウンストロークのことを指します

下図のように、例えば8ビートの場合、1,3,5,7(表)をダウンストロークで
2,4,6,8,(裏)をアップストロークで叩くという仕組みになっています
※ダウンストローク、アップストロークについては下記も参照してみてください

ダウンストロークで叩く(スティックは振り下ろしたままキープ)
 ⇒ アップストロークで叩く(スティックの先で軽くハイハットに触れながら振り上げ)
  ⇒ 再びダウンストローク・・・の繰り返しですね

別名ダウンアップ奏法とも呼ばれます
ダウンストロークから始まっているのでこっちの方がしっくり来ますかね?

アップダウン奏法の目的って?

普通に叩くだけでも演奏はできてしまいますが、ではなぜアップダウン奏法が使うのか?
その理由(目的)をボクは以下の3つで捉えています

アップダウン奏法の目的
  • 強弱のニュアンス付け
  • ハイハットのスピードアップ
  • 脱!素人感!

1つずつ解説していきましょう

1.強弱のニュアンス付け
 ダウンストロークとアップストロークを使うわけなので、当然強弱がつきます
 初心者がやりがちなハイハットを単調にガシャガシャ鳴らすだけのものとに比べ
 うねりのようなものが生まれ、自分のことしか見えていない独りよがりの演奏から卒業して
 周囲とのハーモニーを意識した演奏が可能になります

2.ハイハットのスピードアップ
 テンポが速くなってくると、スティックを一々上げ下げする余裕がなくなってきます
 そこでアップダウン奏法の出番です
 1度振り下ろしたスティックで1打目、そして、振り上げながら2打目という動きになるので
 スティックの1度の振り下ろしで2打叩ける・・・こんなイメージをボクは持っています
 アップダウン奏法の習得により、アナタのハイハットスピードは格段に向上するでしょう

3.脱!素人感!
 たまに昔撮った自分の演奏動画を見ていて思うのが、「必死感がやばい・・・」←コレです
 最初の頃は大抵の人はそうなると思いますけど、腕、もしくは肘で叩きますよね
 コレが本当に絶望的にダサい・・・初心者が真っ先に直すべきポイントと思います
 アップダウン奏法を取り入れることにより、手首をメインとした動きに変わります
 そうすると・・・なんということでしょう そこには滑らかな動きでドラミングするアナタの姿が
 昨日まで素人感に苛まれていた自分と決別することが可能になるのです

アップダウン奏法について思うところ

アップダウン奏法について思うことで、個人的には前項の3番目が1番の恩恵だと感じています
この奏法を用いることで、「力み」が取れてなんだか余裕のありそうな人に見せてくれます

ボクは結構形から入るタイプなので、それっぽく見えるっていうところに比重を置いていますが
実際に上手い人がどういう「姿勢」や「腕の振り」をしているか真似るのは
すごく重要なことだと思っています

まだまだクソダサフォームのボクですが、日々脱素人感を意識して研究しているところです
ドラミングをカッコよくする案絶賛募集中ですので、この記事を読んだ方で
ドラムスタイリストの方がおられましたら、是非コメントくださいませ m(_ _)m

それではまたお会いしましょう

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