初ライブの話 その4

バンド運営

どーも! Coffee and Sugarのクラブです

今日は僕たちの初ライブの話その4になります

リベンジのつもり臨んだ第2回練習を大失敗に終えたCoffee and Sugarの面々

一体感を出すためにはどうしたらよいのか?

この時点でライブ当日まであと1か月・・・さあ!ホントにもう時間がなくなってきた!!

今回も僕(クラブ氏)目線からのお話をしようと思っています

よければお付き合いくださいませ

追い詰められたら割り切りが大事

前回の練習で、自分たちに足りないものの正体が「一体感」であったと判明しました

その「一体感」を醸成するために、ドラムがやるべきことは「8ビートを確実に刻むこと」です

ですが、本番までにやれることは限られています

そんな中で僕がやったことは、ただ1つ・・・「バスドラムのダブルを捨てる」でした

いわゆる戦略的撤退です(カッコつけていますが、要はできないものは諦める!ってだけです笑)

どうしてもバスドラムのダブルキックが出来なかったので、いっそ全部シングルキックにして

確実にリズムキープ、かつ一打一打を丁寧に踏み込むことで、質の向上も図れないかと考えました

当初バスドラムはダブルキックでないと勢いが出ないと思い込んでいましたが

やってみると案外違和感はなく、勢いも気にしていた程はなくならないことに気付きました

もちろん全部シングルキックなので、全体的なマンネリ感と圧倒的な素人感は否めませんでしたが

見栄を捨て、欲張らずに、リズムキープを行う、とにかくこれに徹することにしました

スタジオ通い

もう1つ本番までにやっていたことがスタジオでの個人練習です                (最初からやっとけよ笑)

当時自宅で練習する道具を持ち合わせていなかったので、

本番までになるべく多く実機に触れる機会を作るようにしていました

(余談ですが、自宅練習と実機との乖離はドラマーの宿命ですよね・・・

 練習パッドですら、防音対策をしっかり取らないと、ご近所問題に発展しかねませんし 

 それを乗り越えても、結局本物のドラムセットとは違いますからね)

そして、これに加え、ベースとの共同練習もメニューとして加えることにしました

「リズムパートであるドラムとベースがまずしっかり合っているべきである」という考えのもと、

全体で合わせる前にリズム隊のシンクロ率を高めて、土台を固めるという作戦です

この練習は本当に効果的でした

自分が演奏している裏で、ベースがどういう演奏をしているのか意識できるようになり

お互いの呼吸みたいなものも分かってきて、次第に合わせられるようになってきました

自分の演奏における1つの軸のようなものができたことを実感した瞬間でした

また、本来の狙いとは別に曲の展開を再習熟させる副次的な効果も生んでくれました

それまでの僕は、ボーカルやギター等の、いわゆる主旋律のみを追いかけて演奏していたので

ベース音だけになると、急に自分がどこを演奏しているのか、分からなくなってしまう・・・

ということが多発していたのですが、この弱点に気付く良いきっかけになったと思います

雰囲気ではなく、しっかりとどこが何小節で、休符は何泊あるのか、等を意識することで

改めて曲の構成を理解できましたし、展開が体に染みついていくのが分かりました

と、こういう感じで残り1か月くらいにして、ようやく真理(あくまで当時の)的なものに辿り着き

いよいよ本番前最後の全体練習に臨むのでした

三度目の正直

最後の全体練習は本番まで2週間を切った頃だったと思います

前回の全体練習から少し時間は空きましたが、各パートともに準備はオーケーのようです

僕もスタジオでの個別練習を経て、だいぶ自信をつけていました

今度の自信は幻ではないッ!・・・はず

もう時間はない! やるしかない! そう意気込んで演奏スタートしました!

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練習を始めてはや3カ月・・・曲を覚えられないことから始まり

バラバラな演奏とともに、バンドも危うくバラバラになりそうになりながら・・・

ついに・・・ついに!!(しつこい笑)

全部通せたー!!やったー!!

このときは本当に嬉しかったこと、また、心底安心したことを覚えています

それから残りの曲も演奏してみましたが、特に問題なく通して演奏することができました

諦めずに頑張ってよかったぁ・・・

全曲を通して、MCの練習も挟み約25分!時間配分もいい感じです

各々「ココよかったよね!」とかそれぞれの出来栄えを称え合ったりして

久しぶりにバンドとして楽しい雰囲気を味わいました

そして、一息ついた僕たちは、そこで仕上がりチェックのために取っていた録音を聴きます

さて、実際に聴くとどんな感じなのか!?ドキドキしながら自分たちの演奏を聴いてみました

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あれ・・・? なんか微妙・・・?

確かに曲としてちゃんと通せてはいるし、特に目立ったミスもありません

なのに、なんかノレない・・・?

何度聴いても、各パート特に悪いところはなく何がそう感じさせるのか分かりません

安心したのも束の間、またしても悶々とした悩みをかかえる僕たちだったのでした

次回に続く・・・その5はこちら or 下記リンクよりどうぞ↓↓↓

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